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2007年01月14日

考えるきっかけ

最近目にしたことば:
"Nothing has any meaning except the meaning we give it."

この文の中の it を life で置き換えてみると
Life has no meaning except the meaning we give it.
となる。

人生というものには意味があるはずだ、
自分がこうして生きているのも何か意味があるからだろう、
よくはわからないが造物主的な存在があって、その造物主が私をこの世に送り出すにあたっては、何がしか意味があってのことだろう、
その意味とは何ぞや、と問い続け、探し続ける、というのが大方の人の人生に対する見方かもしれないが、上記の一文は、人生に(他のものとおなじく)天から与えられた意味がある(内蔵されている)のではなく、あなた自身が人生に与える(付与する)意味こそがあなたの人生の意味である、つまり、あなたの人生に意味づけするのは他ならぬあなた自身なのです、という文意なんだろう。

あなたの人生という絵巻を毎日、毎週、毎月、毎年、どういう風に描いていきたいか、それはあなたの気持ちしだい、想像力次第、意欲次第。どういう一生を描くかはあなた次第。

この文の「あなた」を「わたし」に置き換えて読んでみよう。

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Posted by sなか at 19:49│Comments(2)FFT
この記事へのコメント
V・フランクルの『それでも人生にイエスと言おう』という著書の中に、似たようなことが書いてありました。

人生に意味を問うのではありません。人生があなたに、意味を問うているのです・・・というような。

sなかさんのおっしゃりたいことと違っていたら、ごめんなさい^^;
ただ、人生に意味を付与するのは、他ならぬ自分なのだということを、フランクルさんも言いたかったのではないかと解釈していたので・・・。
Posted by 吟遊詩人 at 2007年01月21日 10:49
引用の英文は英語圏での言慣わしのひとつらしいですので、
多分V.フランクルさんとやらの言わんとするところも同じでしょうね。

人生には隠された「生きる意味」みたいなものがあり、
それを探しあぐねているため 生きる目標が定まらない、として
悩む人たちにとっては この格言は180度違う生き方
(つまり消極的な、受身の生き方から、積極的な、自発的な
生き方への転換)を指し示してくれる、といったところでしょうか。
Posted by sなか at 2007年01月21日 17:55
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