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2006年10月25日

死んだのか 殺されたのか?その2

その1で見たとおり

ロシアの記者の死に関しては
外国のメディアも日本のメディアも揃って 記者は「殺害」されたと報道した。

根室の漁船員の死に関しては
外国メディアは漁船員は「殺害」されたと報じたのに対し、日本の政府もメディアも、殺害という表現を避けて、漁船員は「死亡」したとしか報じていない。

同じく銃弾にあって失命させられているのに どうしてこう違った報道になるのでしょう?


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Posted by sなか at 10:32│Comments(2)FFT
この記事へのコメント
「その1」の時から、色々と考えているのですが・・・。
私には、国家間の配慮? くらいしか思いつかないです。

ロシアの記者を、ロシア人が殺す分には、同国人同士だから特に国際問題に発展はしないのでしょうが・・・。
ロシア人の手による日本人の死となると、その原因とか、背景とかあるのかも知れませんね。
ロシアへの遠慮かも知れないし、スパイ物みたいに考えれば、その漁船員には何か使命があったとか・・・(それはないかな)。
とかく、日本は他国の政府に対して、弱腰なのかも・・・とは思います。
Posted by 吟遊詩人 at 2006年10月28日 07:04
二つの死に関する内外の報道姿勢というものを私なりに整理し、それについてのおもい・考え等については読んでいただいた方々に夫々お任せしよう、というつもりで書きました。

死亡という語に対する人々の反応、殺害という語に対するそれ、
死に対する各国の国民感情、
他国民の(意思に反した)死と自国民の(意思に反した)死に対する反応、
仲間が殺された場合と仲間でないひとが殺された場合、
反政府活動或は言論に対する弾圧とおもわれる事件における殺害、
領海問題がグレーである地点での事件、
仮に領海侵犯していたとして裁判にかけずにいきなり射殺していいものか、
奄美沖での北朝鮮の工作船の場合はどうだったか、
領海侵犯しただけで銃殺が赦されるなら、領土侵犯ともいえる不法入国者、不法滞在者は裁判にかけずに射殺しても罪にならないのか、
漁船はロシアの監視船に反撃してロシア監視船が身の危険を感じて発砲した いわゆる正当防衛とか緊急避難のための正当な発砲であったのか、
イスラエルは兵士ふたりが誘拐されただけでヨルダンに戦争をしかけ、ヨルダン人2千人以上を殺傷したらしい、兵士二人が誘拐(殺害でない)されたのと漁船員ひとりが殺害(誘拐でない)されたのに対する彼我の反応の違い(自国民の基本的な=国際的に認められた=人権の擁護に対するイスラエル・日本の対応の違い、
自国民が不法に殺害されてもことを荒立てないで穏便におさめようとすることが将来へ残す禍根、
そのた諸々、
いろんな視点からみることができる・見るべき事件であるような気がしますね。
Posted by sなか at 2006年10月28日 13:13
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